重茂漁協の歩み

  • 漁協のあけぼの
  • 昭和20年代
  • 昭和30年代
  • 昭和40年代
  • 昭和50年代
  • 昭和60年代
  • 平成の重茂漁協

昭和20年代 大いなる希望を持って結束

 昭和23年暮れに水産業協同組合法が、翌24年には新漁業法が制定され、新しい漁業制度の大きな柱が生まれた。
 本組合は、今後の漁業権問題はどうなるのかという不安、新しい漁業協同組合への期待がさまざまに交錯するなかで、地域の経済事業団体として、昭和24年7月23日に設立された。当日の出席者は298名で設立同意者の9割に達している。
 昭和27年7月、この地域の漁民団体の代表として、本格的な協同組合活動がスタートした。
 この頃には漁業生産の拡大をはかろうと漁船の動力化にも取り組み、遠距離漁場への出漁も容易となった。また、新漁業法によって再配分される共同漁業権の問題も、昭和25年以来し烈な争いが繰り広げられたが、27年春にはそれぞれ免許が決定し、ようやく組合本来の業務が本格的に遂行されるようになった。
 当時の重茂の主要生産物は天然わかめ、コンブ、あわび、干鯣(ほしするめ)であり、共同販売事業もこれからの品目を重要に行ってきた。27年に焼うにの冷凍保存が実験の結果可能なことがわかり、28年度から共販の重要品目に加えられた。
 定置漁業の経営も年を追うごとに充実していった。この当時、漁獲の9割はブリであるが、ます、さば、などの漁にも恵まれ、安定した実績を上げることができた。
 重茂地区のような地理的環境に合っては、地域の代表的団体として行政を支援する使命も合わせ持っており、地域開発支援は重茂漁協を特長づける大きなバックボーンとなっている。


あわび捕りへの出漁(昭和25年頃)


根滝網自営記念(昭和27年10月)


根滝漁場鰤大漁(昭和29年7月)

ページの先頭に戻る